03.12.2022
FIAの障害者・福祉委員会は、障害者のためのモータースポーツ車両の適合に関する一般的なガイダンスを含む「車両適合ガイドライン」を発表しました。
このガイドラインは、2022年の国際障害者デーと同時に発表されました。
このガイドラインは、車両適合のためのベストプラクティスの推奨を提供することを目的としています。FIA障害者・福祉委員会が近年研究してきた適応／システムに関するハイレベルな情報を提示します。
本ガイドラインは、レース車両の適合に取り組む歩行障害者に、ベストプラクティスを提供することを目的としています。また、ASNが公認するモータースポーツ競技のための信頼できるガイダンスを提供するものでもあります。
車両を使用するにあたり、様々な可能性があります。重要なのは、その設計と製造が安全で、個人のニーズに基づいて開発され、競技者に性能上の優位性を与えない、確かなものであることです。
このガイドラインは、FIA障害者・福祉委員会により定期的に更新され、競技者、車両改造の専門家、ASNからの支援により発展し、私たちのスポーツが経験を統合し、ベストプラクティスと学習を共有できるようにするためです。
FIAのモハメド・ベン・スレイエム会長は、FIAセーフティ部門と障害者・福祉委員会がこの取り組みを開始したことを歓迎し、次のように述べました。「このガイドラインは、委員会のすべてのメンバー、特に2018年からFIAセーフティ部門とテクニカル部門と協力して、運動機能障害を持つ競技者の安全かつ公平なレースへの参加を促進するために活動してきたFIA適合性ワーキンググループから得られた教訓をまとめたものです。
安全は我々のコミュニティにとって重要な優先事項であり、FIAはモータースポーツの競技者、観客、関係者、係員、メディアを守るということに全力を注いでいます。したがって、障害を持つ競技者のための安全な適合は非常に重要です。」
FIA車両適合ガイドラインは、こちらでご覧いただけます。
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